自律神経失調症とは

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、他に明らかな原因がないのに、さまざまな体や心の不調に悩まされる病気のことです。主な症状としてはめまい、吐き気、頭痛、血圧の変動、抑うつ状態、イライラや不安、疲労感などさまざまなものがあります。
こうした症状で病院に行っても、内臓などに明らかな問題がありませんので、自律神経失調症と診断されることが多いです。

 

なぜこのような症状が起きるのかと言いますと、人間の体は交感神経と副交感神経によってコントロールされています。交感神経は活動するための神経で、副交感神経は休息するための神経です。
この2つがバランスよく働いているとき、健康状態もよいです。ところが現代社会ではさまざまなストレスにあふれています。将来への不安、働き過ぎ、急速に進化するITへの対応などです。
こうしたストレスの中で頑張り続けていると、交感神経が働き過ぎる一方で副交感神経が働きにくくなります。すると自律神経のバランスが崩れて、上記のような症状が出てしまいます。

 

 

 

自律神経失調症の治療法ですが、西洋医学では抗不安薬などを使います。また、薬物を使わない療法として、自律訓練法が心療内科などで指導されることもあります。
心身の不調については漢方薬や鍼灸なども得意とするところです。例えば漢方薬では桂枝加竜骨牡蛎湯や四逆散、加味逍遥散などが用いられます。
セルフケアとしては、なるべく疲労をためないようにして、休日はしっかり休んだり、軽い運動をするなどするのがよいといわれています。